1度は出産を経験したけれど、何度目でもドキドキする…。第2子の出産ってどんな感じ?上の子はどうすればいいのかな…?
お産は赤ちゃんやその時のママの状態によっても様々で、楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り混じりますよね。
さらには上の子であるお兄ちゃん・お姉ちゃんとどう出産を迎えるか、いち個人の体験談ではありますが、これから第二子以降を出産される妊婦さんの参考になれば嬉しいです。
こんにちは。ただいま3人目妊娠中、のえ(@noe_mama3)です。上の子たちは2歳差で生まれました。
1人目息子(2017年秋生まれ)、2人目娘(2019年秋生まれ)、3人目たぶん娘(2022年冬生まれ予定)です!
この記事を見つけてくださった妊婦さんへ、お得なサービスをご紹介します。
それはAmazonらくらくベビーです。
登録は無料でできるのに、対象のベビー用品が最大10%OFFになります。
登録者限定セールや、所定の条件を満たすと、マタニティ・ベビー用品のサンプル詰合せBOXのプレゼントも。私も申し込んでみました!
2人目出産レポの概要
はじめに、2人目の出産についての大まかな結果を報告します。
- 方法:自然分娩(経膣)
- 週数:40w6d(予定日4日後)
- 分娩時間:約4時間
- 会陰切開:あり
大幅に予定日超過したのが驚きでした。予定日からは遅れたけれども、「産まれる!」となると超スピードでした。
1人目の出産時に17時間かかっていたので、結構な痛みがあっても「まだまだこれからやでぇ」と悠長に構えていたのですが、いざ病院につくとその2時間後に娘が生まれ、先生にも「車の中で生まれるかと思ってヒヤヒヤしたわ」と少し叱られました…。
経産婦さんはお産の進みが早いようなので、ご注意ください。。
私も3人目の時は忘れず早めに病院へつけるよう気をつけます。
上の子のケアについて
また、第1子の時と同じく実家に里帰りをしました。当時2歳になる前の息子は祖父母に会えて嬉しそうでした。
けれど両親ともに仕事をしているため、日中は私と息子の二人きり…。里帰り先の保育園は産後、母親の出産日から1週間のみ預かってもらえることになっていました。
臨月のため遠出もできず、ペーパードライバーの私は運転もできず息子と日中どうやって過ごすかが毎日の課題でした。
里帰りの有無やご家庭の状況によって変わるかとは思いますが、2人目以降の出産は上の子たちの環境も整えないといけないので、以下にポイントをまとめてみました。
- 産前:上の子の日中の保育は誰がするのか(パパ・ママ・保育園など)
- 出産時:上の子は病院に一緒に行くのか(または自宅で誰かと待てるのか)
- 産後(ママ入院中):上の子の保育は誰がするのか(パパ・祖父母・保育園など)
当時息子は保育園にも行っておらず、ずっと家庭保育でママとベッタリだったので入院中離れてしまうことが心配でした。
妊娠中から、「ママのお腹の赤ちゃんが出てくる時はね…」と病院に行くことや、祖父母と数日過ごすことなどを繰り返し伝えてはいましたが、2歳前の息子もその時になってやっとどういうことかわかったようで、頑張ってくれていました。
幼いお兄ちゃんに妊娠・出産のことを伝える時に役立った絵本を以下の記事にまとめています。産後も(そして今でも)繰り返し読んでいるものばかりです。
出産6日前:予定日当日、階段昇降や散歩三昧
それでは、出産レポに戻ります。
娘は予定日が近くなっても全然産まれず、ついに出産予定日だ〜と思いながら病院を受診しました。
ちなみに出産予定日を超えてからは赤ちゃんの状況を確認するために、二日おきに受診してくださいと言われました。
- 子宮口:1.5センチ開いてる
- NST:異常なし(赤ちゃん元気)
この予定日の時点でたびたび10分間隔でお腹が張っている感じはあったのですが、その後痛みも強まらず遠のいてしまう感じでした。
日々のトレーニングメニューをこなす
1人目の時の長い陣痛が堪えたので、2人目はすんなり産みたい!と安産につながると聞いた運動をいろいろ取り入れていました。
長い妊娠生活が終わりに近づくと、出産のために「動いてください」という指導がなされることがあります。
突然のスパルタ感…。
もちろん転んだり激しい運動はNGですが、散歩やマタニティヨガ・体操など、母体の筋肉をほぐして赤ちゃんが出てきやすくするためだそうです。
私が37週〜出産日まで毎日やっていたメニューがこちら。
- あぐらを組んで膝をパタパタ:1日1回
- ゆっくりスクワット:朝・昼・晩 各10回ずつ
- 四つんばいのポーズ(猫のポーズからのお尻を左右に振る):1日1回
- 階段昇降:朝・昼・晩 各10回以上
- その場足ぶみ:1日1回(気がついた時に)
- 散歩:1日1回(天候次第)
運動が得意な方ではないので、できる範囲のことを少しずつ。。体調をみながら、毎日少しでも股関節(と赤ちゃん)を意識できるようにしていました。
上の子と遊びながら一緒にできることも多いので、楽しみながら続けられました。(まさか予定日超えてまで続くとは思ってなかったけど…)
この運動の甲斐あってか(?)お産のために病院についてから2時間で娘が産まれ、その速さに驚かされました。
出産2日前:ママのメンタル挫けそう、でも散歩
そんな運動を続けつつも「2人目は予定日より早く産まれる!」というジンクスを聞いて、予定日前からそわそわしていたのですが、まっっったく産まれず。予定日超過のじれったさと募る不安を味わいました。
毎日いまかいまかと期待しすぎて疲れて、「もう赤ちゃん出てきたくないんじゃないか…」なんて弱気になったりもしました(涙)
助産師である叔母が様子を見にきてくれ、運動もしているし散歩もしているし、あとどうしたらいいんだろう…と落ち込んでいる私に、「がんばらなくても大丈夫、ぼーっとしてたらそのうち産まれてくるよ」と声をかけてくれたのがありがたかったです。
でも最後に叔母さんは「よく動きましょう」と助産師さんのいい笑顔で言い残して去って行きました。そして息子と散歩に出る臨月妊婦。。
2歳前の息子の歩調と臨月の大きなお腹を抱えた私の歩調はぴったりでした。
咲いているお花を一緒に眺めながら「これまでは、この子(息子)と本当に二人っきりの時間だったんだなあ」としみじみして、兄妹が増えるのは楽しみだけれど、息子との”全部はじめて”の時間が愛おしく感じられました。
出産前日:ひたすら散歩
まだまだ産まれる気配のない予定日超過5日目。本日も受診です。
- 子宮口:1.5〜2センチ開いてる
- NST:異常なし(赤ちゃん元気)
赤ちゃんの頭は下に降りてきており、もういつ産まれてもおかしくない状況とのこと。
「よ〜い、どん!」の「よ〜い」までは出来てるけど、あとは「どん!」待ちですねえ。今週中には産まれるでしょう!
「どん!がいつ来るんやろう」と思いながら、ちょうど週末で夫も実家に会いにきてくれていたため、「今日とかどうかな」とお腹の赤ちゃんに聞いてみたりしましたが、結局産まれず夫は仕事へ戻って行きました。
日中散歩や運動を頑張って、夕方くらいにお腹が張り出し「いよいよか‥!?」と思いきや夜寝る頃には痛みが遠のいている…というのが予定日超過後のお決まりの日々でした。
ちなみにこの日の晩ご飯が「炊き込みご飯と焼き魚」だったのですが、そういえば息子の時も出産前日のご飯が「炊き込みご飯とブリの塩焼き」でした。もしかしてこれも陣痛ジンクス(陣クス)…!?
3人目の時にもチェックしてみます(笑)
やっと出産!朝におしるし、夕方にスピード出産
明日で出産予定日から1週間経つのか…今日もまたひたすら階段昇降と散歩か…とぐったりしつつ、重い腹痛と共に目が覚めました。
そして早朝にトイレに行くと破水予防につけていたナプキンにうっすらピンクのおりものが。
これは待ちに待った「おしるし」では!!?
私は1人目の出産時にも出産前日の朝におしるしがありました。あるタイプの人なのかな…3人目におしるしがあるのかどうか気になるところです。
日中は息子と散歩して一緒にお昼寝
朝方のおしるしに、赤ちゃんの準備が整いつつあるようで嬉しく、日中の運動も息子と一緒に張り切って行いました。その間にも10〜15分間隔で張ってくるお腹。
その時の日記にしていたマタニティノートに「この2〜3日ずっと10〜15分間隔でお腹が張ってるのが地味にツライ」と書いてありました(苦笑)楽しみにしてる分いつ産まれるのかどきどきするしね…。
そんなお腹を抱えながら、息子と近所をぐるっと散歩してお昼ご飯を食べ、2人で一緒にお昼寝をしました。
しかしいつもと違ってどんどん痛みが増していくお腹に、お昼寝から目が覚めました。
息子におやつをあげつつも痛みで喋れなくなる
10分間隔でくる陣痛の波の合間を縫って、起きてきた息子におやつをあげつつ、痛くなってはその場で四つん這いになって耐える…ということを何度か繰り返していました。
息子に心配をかけないように、うずくましながらも「大丈夫だよ〜」と強がっていましたが、強さを増していく痛み。もう痛い時には喋ることもできなくなって8分間隔になってきた頃、実母と病院に連絡しました。
実母と息子と車で病院に向かうと、駐車場まで看護婦さん2人が迎えにきてくださっており、息子の手を引くのは母にお願いして病室に向かいました。
夕方病院に到着→2時間後に娘誕生+謎の快感体験
病室で診てもらうと子宮口はすでに5〜6センチ!全開の10センチまであと少しだったのでびっくりしました。
痛みが強ければあと一時間くらいで産まれるかもとのこと。
もう車中で産まれるかと思った。笑いごとちゃうで〜
いつも穏やかで優しい先生に釘を刺されました。けど陣痛でろくに返事もできなかった私。3人目は気をつけます…。
その後、子宮口の全開を待つために入院時に使用する病室へ。すでに実母と息子がそこで待機してくれており、一緒に持参した炊き込みご飯のおにぎりを食べました。(ついでに私はカロリーメイトも食べた)
陣痛の時は痛くても、その合間に息子がおもちゃで遊んでいる姿を見ると気が紛れて気持ちも楽に乗り越えられたような気がします。
息子の時の学びを活かして、痛みを受け入れること約1時間。
この頃には2〜3分間隔で陣痛の波が来て、笑顔ではいられなくなるほどの痛みに。ベッドで横になっていると辛いので、立ち上がって机に手を突いて揺れていました。
とうとう分娩台へ通され、内診では子宮口8センチ!
そこから助産師さんに手を突っ込まれたままグリグリ広げられるような感覚があり、痛いけど確実に広がってお産が進んだような気がしました。「いきみたかったらいきんでいいよ」と言われ、いきんでみることに。
立ち合い予定だった夫がまだ到着しておらず、心細かったのですが「もう赤ちゃん出てきたいみたいやし、産むしかない!」と腹を括りました。
助産師さんの声に合わせて痛い陣痛の波にあわせていきみます。
大きく吸ってー、息とめて!おへそ見て、うーん!
このあたりの方法は病院や助産師さんにもよるかと思いますが、なんとか4回いきんだあたりで赤ちゃんの頭が見えてきました。
この時不思議体験だったのですが、痛いのになぜか「気持ちいい」という感覚がありました。
確かに陣痛でもうこれ以上ないくらいに痛いのに、同時に「快感」もあり、赤ちゃんが出てくる力が感じられてちょっと混乱しました。
「えっどうして今”気持ちいい”んやろう」と内心戸惑っているあいだに(外面は必死)ゆっくり赤ちゃんの体も出てきて大きな泣き声が聞こえました。
この大きな産声を病院の階段を駆け上がりながら聞いた夫。産まれたての姿を分娩台で見てもらえたのでよかったです。
息子は祖母と大人しく待っていてくれたようで、産まれたての赤ちゃんを助産師さんに見せてもらった時にはじっと見て体をちょっと撫でてあげていたようです。(私もその姿を見たかったけどまだ分娩台の上で裂けたところを縫合中でした…)
入院中の上の子の様子
予定日を大きく超えて、ようやく第2子である娘に出会うことができました。
女の子はやっぱり柔らかい!本当に男の子と違うんだなあと驚いたのを覚えています。赤ちゃんにもよると思いますが、ずっしりと大きく堅かった息子に比べて、娘は華奢でふわふわな感じがしました。
そんな娘との入院中、はじめてママと離れて過ごす息子のことが気がかりでした。私の入院中、息子は日中は保育園での一時保育、夜は祖父母と実家で過ごしてもらいました。
「保育園も初めてだし、夜もどうしてるかな…」と思っていたのですが、小さい息子なりにとてもがんばってくれていたようです。
毎日母の仕事終わりに会いにきてくれ、その時はなるべく赤ちゃんは抱っこせず、まず息子を抱きしめて話をするようにしていました。
経産婦なので入院期間は4泊5日と初産婦さんより一日短いのですが、母が毎晩息子の動画を送ってきてくれたのが励みになりました。
まだ上手く喋れない息子が「まま、おやすみ」と言いながら最後にふざけている動画に、病室でそれを見て笑いながら泣きました。
私は大体産後2日目くらいの夜に大泣きする傾向にあるのですが(1人目の時もそうだった)娘を連れて帰ったあと息子に我慢させたり、元気な息子の当たり前の行動にも怒ってしまいそうで、涙が止まらなくなりました。産後のホルモンバランスのせいです、きっと。
離れてみてむしろ私の方が寂しかったです。
そうして、きょうだいママに
新しい家族が増えて、息子はお兄ちゃんに。夫と私は2児の親に。また産後の2歳差育児も一筋縄ではいかないのだけれど、親子で奮闘中&成長中の日々です。
今回は「【2人目出産レポ】上の子の様子と謎の不思議体験」についてでした。
果たして3人目の出産はどんな感じになるのか…。どきどきしますが、息子と娘と家族と共に楽しんでその時を迎えたいと思います。
また3人目出産レポも書こうと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。
マタニティ期の日々のことはリアルタイムでInstagramでも載せていますので、よかったらぜひ見にきてください♪
実際に買って使ってよかったおすすめ子育てアイテムは楽天roomにまとめてます!